個人ブログには本当に多いのですが、文章を読んでいて「ん?」と引っ掛かりを覚えることがあります。そういう場合、「助詞が抜けている」ことが多かったりします。
ニュース記事なんかは、敢えて抜いて文字数を節約したり、敢えて締まる文章にすることもあるのですが、個人ブログでそれをやってしまうと、ただ単に「安っぽい文章」になってしまいます。
例えば、
相談受けた方のご感想
という言葉。↓修正してみました。わかりますか?
相談を受けた方のご感想
ほんの一文字違いなのですが、かなり印象が変わってきます。読み手も気にしない人が多いかも知れませんが、少なくとも私はとっても気になります!こんな表現を見ると、思わず赤字を入れたくなってしまうのです。
もう一つ、多いのが「ら抜き言葉」。
食べれました
⇒ 食べられました、もしくは 食べることができました
話言葉の中ではそれほど気にならないものでも、文字にすると残念な感じになってしまう言葉って結構あります。
たかが一文字、されど一文字。
こうした気遣いの蓄積が、積もり積もってブログ全体の質の向上にもつながって行くのではないかなと思う今日この頃。
もちろん内容がスカスカでは意味がないことは明白ですが、こうした端々への気遣いというのは、どこかブログの雰囲気に現れていて「あ、この人は言葉を大切にしている人だな」というのがじんわり伝わってきたりすると、とても嬉しくなってしまいます。
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