iPhoneの新機種が出て世間は盛り上がっているようですが、我が家は「アイホン」で盛り上がっております。え?誤植?と思ったあなた、引き返すのはまだ早い!実は、Apple社のWebサイトに、こんな一文があるのをご存じですか?
AppleのWebサイトで一番好きな表記は「iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。」という一文。うちのインターフォンも伝統と実績のアイホン(株)です。
— シカマです。 (@shikama75) 2017年9月9日
そう。Apple社がiPhoneを誕生させる前から、日本には「アイホン」があったのです。商品名じゃなくて企業名ですが。どうやらAppleさん、アイホン社に商標使用料を払っている模様。
アイフォーンの商標使用料は年間1億円?
ちなみにシスコとも係争の歴史あり。
「iPhone」の商標権について、アップルとシスコがついに和解
http://markezine.jp/article/detail/792
スウェーデンのエリクソン社とも!
AppleはiPhoneを1台売るごとにEricssonにライセンス料を支払う
http://jp.techcrunch.com/2015/12/22/20151221following-patent-deal-every-time-apple-sells-an-iphone-ericsson-gets-a-bit-of-money/
こうした権利料が、iPhoneの端末代に反映されていることは想像に難くなく、大企業がブランドを死守する大変さが伝わってきます。
アイホン社は1954年創業の由緒正しいインターフォン会社
ちなみに、日本の「アイホン」社は、1948年6月1日に創業し、愛知県名古屋市中区新栄町に本社を置く電気機器メーカー。 インターホン業界ではトップシェアを誇ります。
「アイホン」コーポレートサイト:
http://www.aiphone.co.jp/
Apple社のiPhoneは2007年1月に誕生ですから、それよりはるか前にあった会社です。まだパソコンが一般化もされていない時代ですね。さすがに、私も生まれてない。
我が家のインターフォンもアイホン社製なのですが、もう15年たったということで、マンション全体でつけかえの時期になるそう。今度は受話器がなくなったり、通話のやり取りが記録できたり、オプションで子機がつくらしい。さすがに15年も経てば進化しますね。
そんなわけで、アイホン製15年記念ということで、商標について書いてみました。「iPhone」は日本名で「アイフォーン」表記ですよ~。覚えておくと、ちょっとドヤ顔できる豆知識でした。