2010年、初めてiPadを触った時の感動は今でも覚えています。ジョブスさん、すごいものを作ったな~と。いよいよゴロ寝しながら、本を読むようにインターネットができるんだなと。
ただ、使い続けているうちにわかったのですが、iPadは決してパソコンの代替機にはならないといこと。2010年からiPadを使っている私が言うのだから、間違いないです。
ビジネスで使用するならiPadの機能では不足
iPadにはOffice系のアプリもありますし、Keynoteを使えばプレゼン用のスライドも作ることができます。が、やはり機能は限定的ですし、オブジェクトをグループ化して移動するという動作においては、かなり苦労しました。
ちょこっとブログに入れる図なんかを作るときには便利なのですが、iPadのみで50頁ぐらいの資料を作ろうと思うと、パソコンに比べてかなり時間がかかりそうです。
ノートパソコン(私が使用しているのはMacBook Air)と比べると、アプリも固まったり落ちたりしやすく、ビジネス系で使っている人がメイン機として使うには無理があるなと感じます。
キーボードとマウスの問題
Bluetoothに対応したキーボードを使えば、文字うちの問題は解決しますが、iPadには「マウスカーソル」の概念がないので、キーボードを打ちながら、少し場所を変えてタイピングするとなると、指で画面にタッチ⇒文字打ち⇒画面にタッチ⇒文字打ちの動作を繰り替えすことになります。
長年、手元のみで操作することに慣れているものにとって、この動作は非効率ではないでしょうか。
メイン機として使用しない、あるいはクリエイティブな使い方ならアリ
メイン機として使わない、あるいはお絵かき等を中心としたクリエイティブデバイスとして使用する分には、アリだと思います。この辺は、既に手にした方々があちこちでレビューをあげているので、詳しくはそちらの方を見ていただくとして・・・
Gigazineでも、iPad Proはノートパソコンの代わりにはならないという記事がアップされていました。
iPad ProがまだノートPCの代わりになり得ない理由
http://gigazine.net/news/20151201-ipad-pro-benchmark/
ビジネス用途が中心で、メイン機として考えているならば、10万円前後のiPadよりは、さほど値段が変わらないMacBook Airの方がストレスも少なく、効率よく作業ができるのでおすすめです。(メール、Office系のソフト、顧客やスタッフとのデータのやり取りが中心の人)
といろいろ書いてきましたが、クリエイティブな機器として使うなら、iPad Proは楽しいだろうな~と思います!メインマシンとしてはおすすめしませんが。
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