昔、マラソンでみんな一位を目指していました。
あるとき、速く走れる魔法の靴を開発した人がいました。靴を手に入れた人は、すごく速くなったのですが、しばらくすると、皆が速く走る魔法の靴を手に入れていました。
さて、それでは魔法の靴を手に入れた人の中で、一番速く走れるようになったのは、誰でしょう?
これはマラソンに例えたSEOのお話です。検索順位を上げるための「魔法の靴」なんて、ないよねということなのですが、実は昔はありました。それは、取り組んでいる人が少なかった頃のお話です。「●●すると順位が上がる」というテクニックがしきりに交換され、「魔法の靴」みたいなものも、確かに存在していました。
SEOの回答を明言しなくなった理由
あちこちで、SEOに関するご質問をいただきます。
「●●すると順位が上がるんですよね?」「xxよりも※※を使った方がSEOに強いって本当ですか?」等々。最近は、明確な回答をあえてしないようにしています。
なぜなら、検索順位はいろいろな要素がかみあって決まるので、ひと昔前に流行っていた「●●すると順位が上がる」的なテクニックは、全く意味がないからです。もし、その中で今でも使える有効な手段があったとしても、基礎知識がない上で使うのは、これまた意味のないことです。
また、検索順位を上げるというのは「成果を出す」ための一手段でしかないにも関わらず、なぜか「順位を上げること」がゴールになってしまっている人も見かけます。
よくセミナーでお話するのですが、自力で成果を上げている人には、以下の共通点があります。
1.「誰に?」が明確になっている
2.キーワードに関する適切な知識がある
3.コンテンツの作り込みをしている
4.内部対策に対する正しい知識がある
5.コツコツ改善
これらをクリアできるのであれば、自力で取り組むことに何ら反対する理由はありませんが、そうでない場合は、専門家と相談しながら運営していきましょう。(⇒ぜひ、JimdoCafeへいらしてください!)独学で取り組むには、あまりに時間の無駄が大きいジャンルです。
さて、冒頭の答えですが、全員魔法の靴を手に入れた後、1番になった人は・・・
日々、コツコツと練習した人
でした!おしまい。