憧れの職業「YouTuber(ユーチューバー)」は一人ブラック企業!見かけほど華やかではない。

​先日NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」 で「YouTuber(ユーチューバー)」の特集がありました。これは今風の仕事特集の1つで、あの有名なHIKAKIN(ヒカキン)氏が出ていました。

ユーチューバーは悠悠自適という誤った認識

YouTuberと言うとなんとなくアフィリエイトに近い人という感覚を持っていたので、動画の広告収入で悠々自適に暮らし、好きなときにおもしろ動画を作ってあげている人と言うイメージだったのですが、実際に番組を見てみると全然違いました。

なんと、HIKAKIN氏、全く休みを取っていないそうです。動画も昼間にとって夜に編集をするので寝るのは深夜。ほぼ毎日動画を投稿するので、悠々自適と言う暮らしとは全然イメージが違うではありませんか。
ちなみに動画の再生回数目標は、大体1本100万回らしい。こうやって聞くとちゃんとKPIを設定していることがわかります。

立ち止まったら終わってしまうという危機感

小中学生のなりたい職業として上位に入るなど、子供たちには「仕事」という認識が定着しているようですが、こうした地味な暮らしぶりについては知られていないと思われます。

「止まったら終わってしまう」(本人談)という危機感が、毎日の動画投稿に駆り立てる原動力になっているようで、思った以上に過酷です。人気を維持するためには立ち止まれないという点では、芸能人と同じですね。芸能人ならマネージャーがついてプロデュースする人もいるけれど、ユーチューバーはすべて一人ですから、自己責任の大きさは計り知れません。


動画の編集は時間がかかりますもんね。

自営業も一人ブラックの傾向が

私もフリーランスなので、「立ち止まったら終わってしまう」と言う危機感は理解できます。忙しいときは「一人ブラック企業」状況に陥ってしまったり。

仕事がなくて暇と言う状態であれば別ですが、ある程度軌道に乗って回ってくると、休みも決めないと取れません。休むことも含めて、フリーランスの自己管理なんだよなぁと、自営業10数年目も、また同じことを思うのでありました。

HIKAKIN氏も、他のユーチューバーとコラボしたり、更新頻度を少なくして、その分一本の質を上げることへ転換を図っているようですが、くれぐれもご自愛いただきたいと思います。どんなに好きで楽しい仕事でも、心身を壊したら続かないですからね。(と、自戒もこめて〆)

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