平成最後の夏も終わろうとしています。特にIT周りは、さまざまな進化を遂げた時代でしたね。そんな折ではありますが、未だに昭和のかおりが漂うレトロなホームページも現存しています。今日は、懐かしさ漂う3サイト(+おまけ)を紹介したいと思います。
阿部寛さんの公式サイト
ネット界隈で定期的に話題になるのが、こちら阿部寛さんの公式サイト。とてもレトロな雰囲気が漂っています。内容も更新されているし、管理者あてのメールアドレスも掲載されています。事務所からの協力を得て運営しているし、その他阿部寛さんのものと思しきサイトがないため、今のところこれが「公式」として世間に認知されています。フレームを使用。
以前、セミナーのネタとしても使わせていただきました!ありがとうございます。
株式会社ニューライフフジのホームページ
愛知県豊橋市にあるスーパーマーケットのホームページ。フレームを使って左サイドのメニューと、コンテンツ部分がしきられています。ホームページビルダーで作成されたと思しきサイトは、ところどころ画像や文字が重なってしまっている箇所があり、これもビルダーで作成されたサイトの特徴だなと懐かしく思い出しています。
文字や画像が重なってしまうのがホームページビルダーの特徴…
ステーキハウス「ビリーザキッド」のホームページ
ホームページビルダー感満載のこのホームページは、「SHOPS」というコーナーがフレームになっています。アクセスカウンターのお出迎え、嬉しいですね。キリ番をゲットしたいものです。
SHOPSのコーナーにはフレームが使われています。右サイドバーが斬新。
各所レトロで、いろいろと見入ってしまう訳ですが、実はリニューアルした今風のページもあるんですよね。ですが「ビリーザキッド」と検索すると、レトロな方が上に来てしまうという。Google先生からの高評価を獲得している、レトロタイプのホームページはいつ消えるかわからないので、今のうちに見ておきたいところ。
こちらは新しい方のサイト。今風でオシャレな作りになっています。
余談ですが、東陽町店オーナーの倉田てつをさん(本名柿本哲夫)は、かつて仮面ライダーのヒーローだったそう。仮面ライダーBLACK役だったようです。
おまけは、かつて人気を博した愛生会のホームページ
阿部寛さんの公式ページと並んで人気だった「愛生会」病院のホームページ。現在はリニューアルされてしまったのですが、かつての姿は、インターネットアーカイブに保存されています。ぜひ見てみてください。
子宮内の赤ちゃんの心臓が、どうなっちゃうんだろう!文字が潰れているところがちょっと怖いですね。
http://web.archive.org/web/20130515083615/http://www.aiseikai.or.jp/
その節は「検索してはいけない言葉」と言われていたことも。さて、そんな愛生会病院のサイトですが、今はとっても素敵にリニューアルされています。
これなら、診察を受けても大丈夫そうですね。サイトは、運営者の分身みたいなものなので、特に事業に活用する場合は、イメージがとても大事です。
静岡県のパソコンスクール「sophia」
Webマーケティングの講座中に発見されたサイト。静岡県のパソコンスクール「sophia」さん。frameテクノロジーを使い、アクセスカウンターの設置、Since1985の記述、ホームへ戻るボタンがお家のアイコン(植木あり)と、完璧です。
http://www.sophia3.com/school/school.htm
ビジネスで使うホームページは、やはりデザインが良い方が信頼度が高くなる傾向があります。
しかし、ニューライフフジやビリーザキッド(旧)のホームページも、ちゃんと伝わってくるものがあります。そして「Webあるある」なのですが、きれいなだけのホームページより、オーナー自身が一生懸命作った手作り感満載のサイト方が、コンバージョンが高かったりするケースもままあったり。熱い思いが溢れて出てきて、見る人の心を動かしてしまうという。
ということで、平成最後の夏、今どき珍しいレトロな作りのホームページを紹介してみました。フレームを使ったデザインなんかは、一世を風靡したテクノロジーでして、私も会社員時代の制作時はよく使ったなあ。