Webサイトへの訪問者はどこからくる?導線を考えたサイト設計の大切さと「米沢観光ナビ」へひとこと!

今年の新幹線復路は、とある行列のアクシデントにより座れませんでした。こんなとき、東京なら、うまいこと列さばきをするのになぁと、大都会と田舎の違いを肌で思い知ることになるのです。

そんなことはさておき、新幹線の通路に立っているときにふと目に入った電光の文字。車両の出入り口上部についているアレです。右から左に文字が流れ来るやつ。HTMLでいうとMAQUEEタグね。(絶滅状態のタグですが)

冬の米沢は、雪灯籠やら、かまくらに米沢ラーメンを出前できるサービスやら、あったかい温泉やら、ステキだよ!という文字が躍っているではないですか。そして最後に「米沢観光ナビで検索」と出て来た日には、ネット中毒の私としてはGoogle先生に聞いてみるしかないではありませんか。

ということで、やってみました米沢観光ナビの検索。
http://www.yonezawa-kankou-navi.com/

しかし、私の欲しい情報はそこにはなかった

私が車内で知りたくなったのは、この3つ
・雪灯籠祭り
・かまくらへの米沢ラーメン出前
・米沢の温泉情報

温泉以外は、イベントの詳細と時期がおもに知りたいことになります。ところがトップページには・・・

yonezawa_IMG_1244

スマホで見たところ

「新幹線の電光から訪問者が来るなんて、予想もしてなかったYO!」な、作りではありませんか。しかも残念ながら、スマホ表示にも対応していません。車内の8割の人は、スマホの画面を見つめながら移動しているというのに。

メインビジュアルがFlashになっているところも、いただけませんね。

どう改善する?私ならこうする!

まあ文句を言うのは簡単です。
「残念なページですね!」とバッサリその場で切り捨てるのも簡単なことです。

しかし、言いっぱなしではウェブの向上に繋がりません。というわけで、「私ならこうする」案を掲載いたします。かなり低予算でできる改善方法ですので、米沢観光ナビの中の人が見ていらっしゃいましたら、ぜひに取り組んでいただければと思います。

yonezawa_022

こんな感じで、メインビジュアル下に「雪灯籠」や「かまくら」などのバナーを並べて、各詳細ページへ誘導してはどうでしょう?上述した通り、とても低予算でできる、ちょっとした改善です。もし不明な点などがございましたら、お問い合わせください

もしきちんと情報に誘導できていれば、我々の次の帰省は、「米沢に一泊してから、山形市へ」となったかも知れません。自社のサイトに、どこからどうのように人が来て、何の情報が欲しいのか、どんな風に並べるとよいか等、いろいろなケースを想定して設計しておく必要がありますね。

そして、このことは私たちが担当するWebサイト制作にも、絶対生かさねばならないことだと肝に銘じておこうと思います。

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