月に1回程度ですが、定点観測している検索のキーワードがあります。通常はGoogle検索結果の10位までに必ずエキテンが入ってくるのですが、11月はそのキーワードでエキテンはラインインしていませんでした。ザッとみた感じでは、30位にも入っていなかった模様。
エキテンは検索順位が急落していて現在はグーグル広告を利用している。ずっと1位にいたのにね。一生懸命口コミを集めた人たちは気の毒。
— Jet P (@Jet_P_) 2018年10月22日
あれ?エキテンめちゃくちゃ検索順位落ちてない?
— ふかやま (@yosuke0513) 2018年10月12日
ネット界隈では大きな話題になっていないのが不思議なのですが、小さなサロンだとエキテンが重要な集客源になっているところも少なくなく、打撃を受けているお店もありそうな気がするのですが。エキテンって何?という人は、以下をご参照。
エキテンとは?
エキテンは、日本全国の地域・駅ごとに、様々なジャンルのお店を検索できるのが特徴です。お店側の情報や口コミをもとに行きたいお店を探し、そして実際に行ったお店の口コミを投稿することでまたそのお店の情報が増える。このように店舗関係者とお店を利用したユーザーが一体となって情報を作り上げることで地域の活性化に貢献していきます。やらせや誹謗中傷口コミを防ぐための口コミ審査やお客様の声がダイレクトに届くシステム作りなど、使う方々全員に信頼、満足していただけるサイトを目指しています。
(2017年8月末現在)
※公式サイトより
やらせや口コミ・・・そういえば「エキテンのやらせ問題」は一時期、ネット界隈で話題になっていましたね。
検索の上位表示が難しい場合、選択肢として有効なエキテン
例えば、「○○○○○ ネイルサロン」( ○○○○○は地名や駅名)と検索語句で上位表示を狙っていたとします。しかし、同キーワードは、SEOに強いお店がひしめき、どう考えてもプロの手が入っているサイト(デザインも高品質、コンテンツもガッチリつくられている)がズラッと並び、普通にSEOをやっただけでは勝てないケースはままあります。
そこで、次の施策としては狙っているキーワードで上位表示されているポータルサイト(リンクサイト)への掲載。ホットペッパービューティーなどいくつかありますが、「エキテン」も「地名+サービス名」で上位表示されるポータルサイトの一つです。
掲載しやすい料金形態なこともあり、エキテンに掲載しているという個人サロンのオーナーさんは少なくありません。(しかも、エキテン経由で集客できているという)
肝心のエキテンの順位が下がっては意味がない
ところが!
先日、上述の通り定点観測しているキーワードで、エキテンの順位が落ちているのを発見。今のところ理由は不明ですが、Twitterでも何人かつぶやいていました。
エキテンの順位が落ちて集客が急激に落ちたという話は今のところまだ聞いていないのですが、これからひょっとしたら出てくるかも知れません。
もう一つ気になるのは、ホットペッパービューティーの台頭。もともと、検索では上位に表示されることも少なくなかったホットペッパービューティーですが、定点観測しているキーワードでは軒並み上位表示をしてきています。リクルートの巨大な力が・・・いや、なんでもない・・・。
この件に関しては、今後も注視して行きたいと思います。小規模事業者にとっては死活問題になるかも知れないので。