【感想・備忘録】動画「今さら聞けないデジタルトランスフォーメーションのインパクトとは?」を視聴して

「今さら聞けないデジタルトランスフォーメーションのインパクトとは?」という動画を視聴しました。今年の経済産業界隈の熱いキーワードとして、デジタル化、IT化、オンライン化、業態転換、DX(デジタルトランスフォーメーション)などがあげられるかと思いますが、中でもDXに関する定義が非常にわかりにくくて。

いろいろ情報を探しているうちに行きあたった動画がこちらです。マイクロソフト社エバンジェリストの西脇さんが出演しているので、見てみました。

今さら聞けないデジタルトランスフォーメーションのインパクトとは?

以下、自分用備忘録です。

各用語の解説と定義

デジタイゼーションとデジタライゼーションは明確に違うとわかりますが、デジタライゼーションとDXはわかりにくいです。ぜひ動画でチェックを。

(1)デジタイゼーション(アナログからデジタルへ)
(2)デジタライゼーション(データ活用によるプロセス全般のデジタル化)
(3)デジタルトランスフォーメーション(社会全体に影響を与えるデジタライゼーション

各事例(上記3種類の定義について事例で解説されています)

<カメラの進化>
(1)フィルムからデジタルカメラ
(2)写真現像行程がなくなりオンラインで写真データを送受信する仕組み
(3)写真データを使ったサービス、SNSを中心にオンラインで写真データをシェア

<会議の進化>
(1)スマホやPCで会議設定、会議録音
(2)オンライン会議、議事録の書き起こし
(3)AIが話者の特定と要約作成、議事録DBか次のアクションを自動提示など

<医療の進化>
(1)電子カルテ、スマホやPCで診察予約
(2)病院間での電子カルテ共有、病院で薬や医療器具などの自動発注
(3)遠隔手術ロボット、遠隔医療(カメラ、血圧計、心拍数)、体内チップとスマホ連携による健康状態把握

データ活用や国際競争力について

次に、どれだけデータ活用ができているかという話。日本は、完全にこの分野では遅れていますね。逆に言うと、今からやれば国内においてはアドバンテージを取れる可能性があるということ。

<データ活用>
・日本 54.9
・アメリカ 72.8
・シンガポール 84.1

※実はアジアで進んでいる。人口爆発も要因に。

<世界競争力ランキング>(2019年 IMD調べ)
日本は30位、前回は25位。
1位~5位は、シンガポール、香港、米国、スイス、UAE。
企業の生産性の低さや経済成長の鈍化などが理由。

判断基準となる項目別の順位
・政府の効率性 38位
・ビジネスの効率性 46位
・ビッグデータの活用や分析、国際経験、起業家精神 最下位

日本が落ちたというよりは諸外国が上がってきたとも言える。

<日本の弱み>
・国際経験 63位
・機会と脅威 63位
・企業の機敏性 63位
・ビッグデータの活用と分析 63位

<日本の強み>
世界トップ3に入っている5項目
・高等教育における教員と生徒の比率 1位
・携帯通信の加入者 1位
・無線通信 2位
・世界におけるロボットの流通 2位
・ソフトウェアの著作権侵害(対策) 2位

以上、備忘録でした。

デジタル化、DX化を進めてしまうと、雇用が失われてしまう可能性もあるんですよね。一方でデジタル方面の人材需要は高まるわけで。

コロナ禍もあって、日本もいよいよ本気でデジタル化、IT化に取り組みべき時が来ていると思うものの、本当の意味で「いろんなものが便利になった!」と思えるのは、まだ先なのでしょうね。

ご相談はお気軽に!

ホームページ制作やSNSの導入・活用支援、ITコンサルティング、講師や執筆などに携わっています。集客やウェブ活用、SNSの運用などでお困りの方は、ぜひご相談ください。

お問い合わせはこちら >>

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

★フォローお待ちしております!★

PAGE TOP