もう4年ほど愛用しているレッツノートですが、気が付くと、ノートパソコンの容量が逼迫してしまっていました。外出時の使用と限定しているため、突然容量が逼迫することなんて無さそうなはずなのにおかしい…。
原因を突き止め現状を改善すべく、以下を実行してみました。
容量を使っていそうなデータの整理
まずは容量を使っていそうなデータの整理に取り掛かりました。まずは少しでもHDDの空きを作らないと作業が進まない…!少し前は「だいぶ容量が足りなくなってきたな」ぐらいでしたが、いよいよ「容量不足」というアラートが出てくるように。パワポで資料を作ったり、時には動画を撮ったりするので、その辺で容量を使っているのかも知れない…。
ということで、DropboxとGoogleDriveの両方に古いデータを移行し様子を見てみました。
しかし、なぜかほとんど容量が減らないのです。
なぜ、なぜ、なぜ?!
いろいろやってみてわかった意外な原因
外付けHDDを買ってきてデータを移したりと、いろいろやっているのにほとんど容量が空かないんですよね。空いても数GB程度なので、また新しい作業をするとすぐに一杯になってしまう。このパソコンでZoomセミナーをやったりすることもあるので、困る、これは本当に困る…!
で、何日か試行錯誤をした上でわかった原因は
「Dropboxの有料化」
でした。そう、Dropboxを無料版から有料版へアップグレードし、大幅にストレージが使えるようになった頃から、ノートパソコンの容量逼迫現象が起こるようになっていたんですよね。
これまで20GBしか使っていなかったので気づかなかったのですが、DropboxってHDD内にコピーフォルダを作っていやがるのです。この仕様に気が付かなかった…!
つまり、Dropboxに100GBの容量を保存すると、そのままHDD内の所定の場所に100GBのデータがコピーされる状態。その時点で元データが残っていれば、単純に2倍の容量を使ってしまうことになります。
容量を節約したくてDropboxを有料版にし、クラウドにバックアップを取るという運用体制にしたかったのに、真逆の現象になってしまい泣きたくなってしまいました。どうするんだよ、これ!
「スマートシンク」という機能に辿り着く
いろいろいろいろ調べた結果「Dropbox」にスマートシンクという機能があることを知りました。
スマート シンクは Dropbox デスクトップ アプリの機能で、ファイルをオンラインのみに設定し、パソコンのハード ドライブ容量を節約できます。[オンラインのみ]に設定するファイルは自分で選択できますが、スマート シンクが自動で選択するように設定することもできます。(Dropbox公式より)
https://help.dropbox.com/ja-jp/installs-integrations/sync-uploads/smart-sync
これを使えば、HDDを節約できるっぽいのでやってみよう。ということで、DropboxのWindows用アプリを入れ直し、スマートシンクの設定を。
設定自体は全然難しくなかったのですが、しかし、しかし!これでも容量が減らなかったのです・・・。
もうDropboxの運用は無理?
諦めるしかない?
わたし、有料ユーザーなのに…!
知らないうちにできていたもう1つのフォルダを削除しないとダメだった
Dropboxをアンインストールすれば、HDD内に自動コピーされているバックアップフォルダも消えると思っていたんですよね。これが間違いでした。
結局いろいろ探してみたところ、Dropboxをアンインストールしただけではダメで、CドライブのUserにある「Dropbox」というフォルダを削除しないとダメだったのです…!!これに気づいた自分、GJ!!自分を褒めたい、まじで。
このフォルダ、なぜか空(から)なのに65GBほどの容量があることになっていたんですよね。そしてこのフォルダを削除してようやっとノートパソコンに空きができ、平和な世界が戻ってまいりました。
お金を払っているサービスで、こんなに不自由な思いをするとは、なんて世の中は理不尽なのだろうと思った一件です。結局解決したから良かったものの、同じ現象に悩んでいる人もいるのではないかと思い、顛末をしたためておきます。