先日たまたま市川市内の某所で見かけた看板で知った「鳩レース」。
こんなジャンルが世の中に存在することすら、知りませんでした。
社団法人 日本鳩レース協会 http://www.jrpa.or.jp/
鳩レースとは http://www.jrpa.or.jp/general/
鳩レースとは、複数の愛鳩家が各自の飼育している鳩を持ち寄って、同一地点から(放鳩地)から同時に放鳩し、誰の鳩が速く帰ってくるか競うものです。
条件を公平にするため、放鳩地から各自の鳩を飼育している鳩舎までの距離を正確に測定し、鳩が帰るのに要した時間で割って、1分間のスピード(分速)を出して比較します。
レースに参加するには、記録機という特殊な時計が必要になります。鳩はあらかじめ番号を控えられたゴム輪を脚につけて帰ってきます。このゴム輪を記録機に入れて帰還した時間を記録するのです。
また、最近の記録機は自動的に帰還時間を記録する電子入舎システムの使用を認められ、鳩レースもデジタル化に向かいつつあります。
レースを実際に主催する団体としては、全国各地に競翔連合会があります。レースに参加するためには、連合会員とならなければなりません。
鳩の帰巣本能に由来するレースのようです。
鳩といえば、名古屋在住時に糞害がひどくて、専門業者に駆除をお願いするという苦い経験をふと思い出してしまいました。愛鳩家の皆さん、ごめんなさい。
▼こちらは、レース鳩。レトロな感じです。