「ドロドロした嫉妬がスーッと消える本」を読んで思い出した、身内への嫉妬心

「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本

というタイトルの本を読んでみました。
もともと著者の水島広子さんは『「女」を制すと職場の雰囲気が良好に』という日経ビジネスのコラムで知って、いつか読んでみようと思っていたんですよね。

「女」を制すと職場の雰囲気が良好に
精神科医・水島広子氏が解き明かす軋轢の原因
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140925/271709/?rt=nocnt

実は、産休・育休の足を引っ張るのは意外と女性だったという話は、いろいろと目からウロコでした。なぜ女性が嫉妬深いのか、という理由もこのコラムを読んで、生まれて初めてハラ落ちました。これは、もうホント男性・女性に関わらず一度読んでいただきたい。

嫉妬はなくすことができるのか?

嫉妬をしなくなるためには、劣等感やコンプレックスと言ったものを排除する必要があると個人的にはずっと思っておりました。(本書には、このような言葉は一切でてきませんが)

ところが、こちらの本は「自分自身の醜い感情を認めて、徹底的に向き合おう」というような既存の啓発本にありがちなものとは、全く違う視点で書かれています。

まず、興味深いのは「嫉妬」という感情は人間に必要だから備わっている感情だと定義しています。感じてはいけないものではないし、むしろ自分を保護するために必要な感情なのであると。そして、その原因は「自己肯定感の低さ」にあるとしています。

確かに、自己肯定感が高い人は嫉妬しなさそうです。(ちなみに鬱も自己肯定感と関係があるらしい)

幼少時からのドロドロした嫉妬の話

ここでちょっと自分語りを。苦手な人はスキップで。

「嫉妬」にまつわる話で思い出すのが、幼少時。
弟が生まれる前、母親のおなかにいる時に、私体調を崩して入院しているんですよ。自家中毒ってヤツで。生まれてきてほしくなかったんでしょうね。

成績は私の方が良かったものの、弟は体育と美術が抜群に良くて。特に絵を描かせれば、どんなコンクールでも1位を取っていたぐらい上手かったので、親の期待は完全に弟に向いていましたね。私はどうせいずれ嫁に行くし、「弟にお金がかかるから、大学に行くなら地元の国立で!」という感じでした。

弟は高校3年生になっても、のらりくらりと進路も決めなかったので、大学受験せず、結局海外に留学することになりました。私は、随分前から語学留学したいという希望があっても叶えられず、何もしない弟がお金を出してもらって、海外に行くんだ・・・と。それは嫉妬が「親への怨み」という強い感情に変化した瞬間でもありました。近親者に強い嫉妬を感じるって、相当しんどいです。

生きていく中で、当然弟以外の対象にも嫉妬というのは感じる訳で、いい加減そんな自分も嫌になってきます。そのうち、そういった感情を排除するためには、どんな自分になって、どんな状況になっていれば良いだろう?と考えるようになり、それに向けて行動するようになりました。

●親をあてにするのはやめよう。
●仕事も、私が本当に好きだと思うことをやろう。
●留学は叶わなかったけれど、やりたいことがあれば、ちゃんと自分の手で稼いで実現すればいい。

だから、今は弟への嫉妬もなくなったし、その感情に大きく振り回されることも少なくなりました。

ただし、本によれば嫉妬をエネルギーにするのは、かなり燃費が悪いらしいです。なので、私の場合「悔しさ」が原動力になった可能性はありますね。燃費の悪いエネルギーで、ここまで前に進めるとは思えないですから。

最終章も「キモ」です。

更にこの本の興味深いのは、最終章で「嫉妬されにくい人になる」について触れていること。嫉妬しやすい人にとって、嫉妬されやすい状況は考えにくい人もいるかも知れません。しかし、相反するように見える二つの面は、実は表裏一体だということがわかります。

「嫉妬されにくい人になろう」という章から、逆に嫉妬する心理が見えてきますので、ぜひこの最終章もじっくり読んでみてください。
嫉妬というややこしい感情との付き合い方がわかる一冊です。

「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本
水島 広子
ベストセラーズ
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これって、よく考えたら人と比較することで発生してしまう感情なので、「人と比べることを辞めれば、解決する」というような内容が昨日Twitterで流れてきましたが、この一言であっさり解決できそうです。

ここまでお読みいただいた方には恐縮ですが、人と比べるのを辞めると良いかも知れません。本とは異なる対処方法を書いてみました。

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