「何もしない戦略」が良かった息子の大学受験

実は早々に息子の大学受験が終わっていました。
今年度はいよいよ我が家も受験生がいるし、大変だろうなあと覚悟はしていたのですが、ふたを開けてみたら11月末に推薦で入学を勝ち取るというイージーモード(!)で大学入学を決めていた我が息子でありました。

※写真はイメージです

中学から高校に上がるときは、学校選び、冬期講習、受験直前の塾通い等々、随分「口」も「金(かね)」も出してきたのですが、結局第一志望には受からず。親として、すっかりさっぱり燃え尽き症候群になってしまいました。

高校受験はあれだけ親が頑張ってもダメだったのだから、もう口出しするのはやめよう、すべて自己責任の名のもとに高校生活を送ってもらおうと決めました。まあ時たま、ゲームへの取り組み状況について言い争いになることはありましが、基本的に勉強や進路は本人にお任せ。塾での教科を増やすも減らすも本人任せにしていました。

いざ受験生の親になってみて・・・

いざ3年になって、本当に大丈夫か???!!!我が家に受験生はいるのか???!!!と大きな疑問が生まれるほど、勉強しているところを見たことがなく。模試の結果もさんざんで、よくて「D」判定、あとは「E」「F」がずらっと並ぶ状態。三者面談で本人から推薦を考えているという話が出たときも「受かったらラッキーだね」ぐらいにしか思っていたのです。

高2の秋ぐらいから行きたい大学と学部も目星をつけていたようですが、結構意外な進路で。理系なのに、数学が苦手で大丈夫かなと何度も思ったものの、3年になってからは「推薦」に焦点を絞って準備をしていた模様。内申は足りているということだし、自校から生徒が受けるとなれば、先生も盛り盛りに推薦書を書いてくれるだろうし、まあダメだったら一般入試頑張れ、全落ちしたら専門学校頑張れぐらいの気持ちではいたのですが、結果はまさかの(!)合格!びっくりですよ。本当にびっくり。これが12月初旬の話。

つまり我が家の受験戦争は早々に完了してしまっておりました。

何も口をださなかったのが良かった

やはり子供のこととなるといくつになっても心配なのが親心。ついつい口を出したくなってしまうものですが、この3年間ググッとこらえ飲み込んだ言葉は数知れず。

まあ最終的には、本人が一番行きたいと思っていた大学の学部に推薦という形で入れたので、結果オーライだったのだなと。前日まで、面接の練習をしてくれた塾長には感謝しかないです。6年間塾に通って、初めて良かったなと思う出来事でした。

子育てって本当に正解がなくて。しかも結果がわかるまでにすごく時間がかかります。親が親身になってくれる方が嬉しい子もいるかも知れないし、ある程度放置した方がよい場合もあるだろうし。うちは結果的に、放置してよかったパターンだと思うけれど、それは3年経ってわかったこと。

私の母親がかなり口うるさい人だったので、子どものあれこれに口を出すのは当たり前だと思い込んでたフシもあるんですよね。そんなことに気付いた3年間でもありました。

まだまだいろいろあるかも知れないけれど、それでもここまで来ると、本当に子育てもひと段落だなあと感慨深い思いです。間もなく卒業式、まだコロナは続いているものの、新しい生活も楽しく充実したものになりますように!

家族の話は滅多に書かないのですが、節目ということで記録しておきます。

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