少し前の話になりますが、2月に広島県の尾道市へ出張しました。この出張では2つの「初めて」を体験。寝台特急「サンライズ」と「快活クラブ」の利用。私にとってはちょっとした冒険でした。
サンライズ出雲レポート
東京から広島へ行くとなると通常は新幹線。しかし!広島まで出張に行く機会などめったにないので、前々から憧れていたサンライズでの移動を思いつきました。
「チケット、取れましたか?」とよく聞かれるのですが、A寝台は早く売り切れる、B寝台は2週間前でも取れました。ネットでの予約です。(平日だからかも知れません)
なお、私が乗った部屋は一応個室にはなっているものの、出発してから券札があるので心しておきましょう。車掌さんが回ってきます。
東京駅に入線してきたサンライズ。早くもテンションがMAXに。
さて、寝台車に乗るとなるとなると、ホテルとも違うでしょうし、どんな準備が必要かな?と体験ブログやYouTubeなどで調べつつ前日に用意をしました。
寝台特急サンライズに持っていってよかったもの
- タオルは必須、車内にはない
- スウェット上下、下だけでも
部屋着は車内にあるものの、それだけだと寒いです。冬だったこともあり、特にトイレや洗面所利用時は、下だけでもスウェットがあるとよいと思います。 - アメニティはないので、歯磨きセット等衛生品や身だしなみセットは一通り必要
- 電源タップ
一か所だけコンセントの挿し口はありますが、それ以上使いたい人は延長ケーブルなどを持ち込むべし - ストール(冬だったので)
布団だけだと首周りがちよっと寒かったりします。枕の高さを補充するのにも役立ちました。 - おやつや飲みもの等
車販がないので飲食類は買っておきましょう。
寝台特急サンライズの備品について
以下の備品がありました。(B寝台)
- パジャマ?シャツワンピみたいなよくビジネスホテルにあるやつ羽織るタイプ
- プラスチックのコップがある、歯磨きの時に使える
- かけ布団は一枚だけですが、暖房をつけたまま寝るので特に問題なし
- 枕あり
- スリッパ
- ハンガー(クリップがついているのでズボンやスカートは吊るせる)
- 鏡
- 空調ツマミ
- ライトは2箇所
- 窓とブラインド(シェード)
- ミニテーブル 備え付けのコップ、切符、スマホは乗る、パソコンも小さかったら乗るかも。ただ仕事ができるほどのスペースはありませんでした。
- 電源は1箇所、穴が一つなので複数使いたい人は電源タップがあるといい
- ラジオが聞けるらしいのですが、イヤホンは自分で持ち込まないとダメっぽいです
- 出入り口とベットの間にキャリーバッグを置けるぐらいのスペースあり
ただし基本はきついとキツキツ。寝床以外のスペースはほんの少ししかないと思った方がよい。 - 内鍵、暗証番号式の外鍵
B寝台は、本当に人一人が寝るスペースのみという感じです。
ストライプのシャツ風寝巻
プラスチックのコップあり。朝の歯磨きで役立ちました。
自分でイヤフォンを持ってくればラジオは聞けるらしいのですが、今どき丸い穴に差し込むタイプのイヤフォンを持ち歩ている人ってどのぐらいいるのでしょうか。
寝台特急サンライズ、ここがイマイチ
Wi-Fiはありません。なので、iPadにあらかじめ読みたいKindle書籍をダウンロードして持参しました。キャリアの回線は繋がったり途切れたり。
寝てしまうので、この辺はそれほど大きな問題ではなかったのですが。
その他レポート
- 鍵は内鍵あり、外からの鍵は4桁の番号式、出かけるたびに設定が必要ですが、鍵があるのは安心ですね。
- 鉄道ファンはいつでもどこでもアツい。
東京駅へ入線時、15人ぐらい写真を撮っていました。
岡山駅での切り離しがあるのですが、ここでも15〜20人ぐらいの人が写真を撮っていた。ストロボをたいている人もいました。 - プラスチックのコップは一つあるものの、さらに折りたたみの紙コップがあると良いのではないかと思いました。Amazonにあったので次回からはポーチに入れておきたい。
- 通路は寒い!(冬だったので)トイレに行くときは何かを羽織った方がいい
ということでいろいろ書きましたが、鉄好きの私としては終始エキサイティングな体験でした。
この後、早朝の岡山駅で降り、車両の切り離しを見届けてから次の地へ。この後、新幹線に乗り換える予定なのですが、移動するにはまだ時間が早く、あらかじめ調べておいた「快活クラブ」を利用することにしました。これまた初体験です。
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