【国宝】初音の調度を見ました!

最近、戦国ものの本を読んでいて思い出したのが「初音の調度」。
名古屋に住んでいた時に、一度徳川美術館で見たことがあるのです。

http://www.tokugawa-art-museum.jp/artifact/room5/07.html

古美術に造詣が深いわけでは無いのですが、これは見た瞬間、しばらく動けなくなりましたね。隅々まで細工が美しく、職人魂が端の端まで行き届いた作品の数々。
当時の徳川家の栄華を垣間見ることができます。
お見事としか言いようが無く、海外に流出しなくて本当に良かった…!
(さすがに徳川家ぐらいになると、お宝はしっかり管理されているのかも)
↓こちらのシリーズは、更にきらびやか!
http://www.tokugawa-art-museum.jp/planning/h22/07/index.html

初音の調度とは?
初音の調度は、寛永16年(1639)9月22日、三代将軍家光の娘千代姫(ちよひめ)が、尾張家二代光友(みつとも)に婚嫁する際持参した調度である。名前は、『源氏物語』の「初音」の帖「年月を 松にひかれて ふる人に 今日鴬の初音きかせよ」の歌意を全体の意匠とし、その歌の文字を葦手書きに散らしているところに由来する。室町時代以来の蒔絵師である幸阿弥家十代の長重(ちょうじゅう)が製作に当った。
【国宝 江戸時代 寛永16年(1639)】
(徳川美術館のサイトより)
http://www.tokugawa-art-museum.jp/artifact/room5/07.html

徳川美術館で見た後、ちょうど芸術新潮で「初音の調度」の特集があったので、ネットで購入しようと思ったら、売り切れになっていて残念な思いをしました。改めて調べてみたら「絶版」。(T-T)

日本人なら、死ぬ前に一度は見ておいた方が良いです。

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