こちらの続きです。
2コマ目の途中で入室し、3コマ目が終わって会場を後にしましたので、全部聞いたわけではありませんです。ご了承ください。
★14:10~ パネルディスカッション2 「個人ブログからブログメディアへ」
パネリスト:
新野 淳一氏 Publickey ITジャーナリスト/Publickeyブロガー
村井 智建氏&宮下 泰明氏 AppBank APPBANK株式会社
伊藤 春香氏 「はあちゅう主義。」 美容クーポンサイト「キレナビ」編集長
堀 正岳氏 Lifehacking.jp ブロガー・研究者
「やらせとステマの分岐点をどう考えられてますか?」というテーマで、パネルディスカッションをお聞きしました。
はぁちゅうさんは養命酒が好きで、よく飲んでいるが、そのことを書くとステマと言われて悲しいというお話が、メモに残っていました。(養命酒のインパクトが大きかったのかしら)
読者を騙すのはよくないが、広告費をもらっていようがいまいが、良いものはブログに書きたいよねって話も出ていました。使ってもいないのに、いかにも使用しました的なレポートは、どうかなと。(そりゃそうですよね)
★15:10~ パネルディスカッション3 「ブログサービスの近未来」
パネリスト:
貝塚 健氏 ヤフー株式会社 企画本部 サービスマネージャー
寺崎 宏氏 NTTレゾナント株式会社 メディア事業部 ソーシャルサービス部門 主査
関 信浩氏 シックス・アパート株式会社 代表取締役CEO
吉田 健吾氏 株式会社paperboy&co. 常務取締役/ 株式会社ブクログ 代表取締役社長
手元のメモより:
・パーマリンクの登場は革命だった。
これ以降、誰でも手軽に情報発信できるようになった。
・10年前はブログは儲からないと言われていた。
こちらのセッションで印象深かったのは、「スマホ対応が急務である」というお話。スマホからのアクセスがかなり増加していて、どこの会社もスマホ表示・スマホの更新アプリに力を入れているとのことでした。
スマホユーザーが拡大してまたブログユーザーが増えるのではないかという展望もあるが、現在運営費の元になっている広告のクリック率が下がるのではないかという懸念もある。今後は、その辺りがどの会社も課題だと。
各社からの見解・現在の収益や現状は
gooブログ
・収入源はアドセンス、収益は苦しい
・スマホのpvがすごく伸びている
・ユーザー同士を繋げる機能を強化中
・読んでボタンがある⇒pvが伸びる
・スマホ表示にチカラをいれている
・シニア向け、NPO団体の活動報告にチカラを入れている
(これは、全然知りませんでした…!)
Yahooブログ
・儲かるか?⇒ボチボチ
・いかに楽しんでもらえる場をつくるかが使命
・広告モデル⇒収益、コンテンツマッチが他のYahoo媒体より強い
・Yahooの右下の地域設定⇒食べ物にスポットを当てた
・狭い自分の地域の情報
ペバボ
・レンサバは儲かっている
・ジュゲムは花形事業ではない
・法人利用が増えている
・スマホユーザーが増えている(読み書き両方)
・スマホシフト
シックスアパート
・有料サービスは、絶対やるなと言われていた。
しかし初期の頃は18%有料ユーザーがいた。
・儲かっているときもあり、そうでないときもあり。
・ビジネス系に特化。脱広告化しつつ収益化を図る。
【全体を通して】
・いかに同じ趣向の人を結びつけるか
・Twitterとブログが近いものなるかも。フローとストックの真ん中がブログ。
・フロー寄りになると検索からの流入が減る懸念
・スマホの普及が鍵
・記事同士の新しい繋がり方が今後増えていくのではないか
裾野を広げるためには?
・日本人はブログが好きなので数は自然に増えるかも
・開設後の継続が課題
・まとめると言う能力をサポートする仕組みを考え中⇒ペパボ
・ゼンバックを通して、間接的にモチベーションをサポート