ラグビーの平尾誠二氏×金井壽宏氏の対談本「型破りのコーチング」読了!
平尾誠二氏が第1章で述べる
「パスは投資だ」
と言う言葉に、いきなりぐぐっと心をつかまれました。
内容は、ご自身の監督経験を絡めたコーチングやマネジメントの話題がメイン。
「送信機」側(伝える側)の精度を上げる手法やテクニックはたくさん出回っているが、実は「受信機」側(言葉を受け取る側)の精度を上げるための言葉がけが非常に重要で、これと言ったノウハウが出ていないとのこと。
確かに、毎朝子供に
「早く起きなさい」
「早く支度をしなさい」
「早くご飯を食べなさい」
…
…
…
同じことばかり繰り返し言っていますが、自主的にやるようには決してならないんですよね。受信機の精度を上げる工夫を何もしていない日々…。身につまされる事がたくさん書いてありました。
相手に伝わらないのは、きっと何か理由があるからですよね。
さて、ここで問題です!
なぜラグビーのパスは
下から放るのでしょうか?
答えは、↓こちらで。わははっ!
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平尾誠二氏はご存知、元ラグビー日本代表の選手でキャプテンも務めたことがある方。現在は神戸製鋼(スティーラーズ)の総監督に就任しています。(普段は、総務部とか広報部とかで、普通に働いていらっしゃいます)
こんなにカッコイイおじさんなのに、ラグビーも上手くて、頭脳明晰。
私も以前大ファンで、神戸出身の方に、平尾誠二の現役時代(神戸製鋼)のビデオを借りて見た程です。
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