世の中には、大人になっても要領を得ない人というのが一定数います。
「話し方」「伝え方」についても全く同じだと思うのですが、要領を得ない人の話って「確認なのか、相談なのか、報告なのかがわからない」というケースがほとんど。特に女性に多い傾向があります。
- なぜか言いたいことが伝わらない
- 言いたいことの半分も言えずに時間がきてしまう
- 話が長くなってしまう(なのに伝わっていない)
こんな人には、ぜひ読んでいただきたいと思います。言いたいことがきちんと伝われば、人生のストレスが激減しますよ。
目次
質問(確認)、相談、報告のいずれなのかがわからない
話が伝わらない人の最大の要因は、上述した通り「確認・相談・報告」がはっきりしないということ。伝える内容には3つの分類があることを覚えておきましょう。
質問(確認)
「先日、ご連絡をいただいていた修正の件、対応しましたのでご確認ください」
おもにチェックしてもらうことが目的
相手からの依頼があったものに対して、自分がどう対応したか、それについて良かったのかどうかを問う内容。イエス、ノーが回答できるものが多い。
相談
「A案とB案、2パターン考えてみたいのですが、決めかねています。ご意見を聞きたいのですが」
相手の「意見」や「見解」を聞きたいとき。イエス、ノーで答えられない内容やディスカッションしたいことなど。
報告
「先週は3件見積もりを提出しました。いずれも回答待ちになっています」
伝えるのみ。こんなことがありました、というお知らせ。
まずは相手に伝えたいことが、上記のどれに該当するかを把握しておきます。
伝わらない!を回避する方法
そして、話す(書く)前に、事前に分類する・まとめることをおすすめします。
- 事前に話すことを箇条書きで書き出す
- 確認、相談、報告のどれになるかを分類する
- 確認、相談事項については優先順をつける
これだけで、ぐっと相手に伝わりやすくなるはず。相手にスムーズに伝わるということは、互いのストレスも激減します。世の中の幸せ度も増すはず!
ぜひ実践してみてくださいね。