【起業失敗談(3)】源泉って何?役員報酬って何?

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個人事業主の皆さんは、取引先から源泉されて入金されていることも多いでしょう。既知とは思いますが念のため書いておくと、源泉した会社が代わりに銀行に税金を納めているのです。つまり、取引先の誰かが銀行に行って、納付書を書いて窓口で支払うという行為をしているのです。

法人時代、最初は全然知らなくて、源泉もしなかったし銀行におさめることもしておりませんでした。その後、税理士さんに指摘され、個人の方にお仕事を発注したときは源泉⇒銀行に納めるというのをやっとやるようになりました。まさか、まさか、まさか、まさか、こんな業務があるとは・・・!想定外過ぎ!

1月には支払い調書も発行しなければならないし、やはり個人事業主と比べると経理業務が煩雑なのは間違いないです。しかも私のように全く知識なく始めてしまうと、いきなり「決算」とか言われて、何の事かサッパリわからないとか。これは本当に恥ずかしい真実です。

もう一つ驚いたのは、「役員報酬」。
「売り上げー経費=全部社長のモノ」・・・ではありません。利益に応じて、もらえる額が決まるという、アレね。(決まるというか、何となく基準らしきものがあるというか)

もらいすぎてもダメ、もらわな過ぎてもダメ。
月によって波があってもダメ。
この額についてはかなり悩みます。きっとベテラン社長でも悩むのではないかなぁ・・・と思って調べてみたら、役員報酬の決め方を詳しく解説したサイトがありました。

どの社長も、まず最初に「自分の役員報酬額をいくらにするか?」で非常に頭を悩ませます。

とあります。やはり役員報酬って難しいんだ!
他に株主がいれば、株主配当なんかも発生するだろうし、役員も複数であればその分を考えないといけない。雇用していれば従業員の給料はもとより、社会保険や年金、退職金はどうする?積み立ては?資金繰り表の書き方は?などなど。

会社を始めるための本やセミナー、公的支援はたくさんありますが、スタートしてからのことって意外と情報が少ない気がします。法人での起業を考えている方は、ぜひ一度この本を読む事をおすすめします。資金繰り表も、野村さんの書いている内容と、ほぼ同じものを当時私も使っていて、非常に便利でした。

「見る」と「やる」とじゃ大違い! 会社づくりの現実とお役立ちポイント
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